金勢大明神と「朱竹」の謂れ

昨日、運営委員会が開催され、前段に顧問の藤本誠一氏(金勢大明神研究会代表)に金勢大明神(岡山県赤磐市西勢実)について講話をしていただきました。本当に子宝を授かりたい方の全国からお参りが耐えない祠だそうで、願いが叶えられた方はお礼参りで願主の歳の数だけ男根(木製や石製)の奉納が必要。賽銭箱にもお金が沢山入るため賽銭泥棒が頻発して、地元の奉賛会では賽銭回収を2日おきにされている。年間20万円以上になる。話の最後、講師自身も大明神の祈願のお陰で56歳にして、男の子を授かり本当に男根を56本奉納をされるとの話。全員拍手喝采でした。講話後、質問や意見が飛び出し、神社に詳しい野崎豊氏(顧問)が補足説明の中で、この地に昔中国の高僧が「朱竹」を植えた話があるが、現在は途絶えている。その「朱竹」について、ネットで調べたIさんから以下のコメントが届きました。

竹は地にしっかりと根を張り 物事の節目ごとに伸びていくことを表します笹の強い生命力と雀の群れを合わせて 竹と雀の組合わせは子孫繁栄・一族繁栄の象徴とされ 縁起の良いとされる図柄です
ここでさらに運気を上げるのが「朱竹」です。 朱竹のいわれは宋の詩人で竹好きな蘇東坡(そとうば)からきているといわれています ある時、墨竹画を依頼され描こうとしたときにあいにく墨がなく、手許の朱墨で竹を描き与えると 依頼主は「世の中に朱い竹がありますか?」と不満げにいいます
蘇東坡も「世の中に黒い竹があるものか」と言い返し 依頼主は、しぶしぶ持ち帰りますところが、その後、依頼主の家では次々と吉事が起り 子宝にめぐまれたり、家はみるみる繁昌、富豪に出世しましたそのうわさを知った人々は蘇東坡に 次々と朱竹をねだります
そして皆幸運にめぐまれたというお話です
「朱竹とスズメ」最強の組み合わせですね で、朱竹は実際に存在します
カンチクと言う種類で別名ホテイチクとも呼びます 夏から冬にかけて朱になります。
皆さんも機会があったら竹を育てるか 絵を飾ってみてください

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金勢大明神と「朱竹」の謂れ への1件のコメント

  1. 山崎泰二 says:

    朱竹のことは知りませんでした。素早い対応ですね。陰陽石のことは、例えば後楽園にもいくつか存在することが、知られています。