「歴研おかやま」第42号をアップしました。
本号には、令和7年度総会ならびに同日に開催された「第1回 秦氏サミット」の報告を掲載しています。
日本各地に足跡を残す秦氏は、吉備の国にも多くの関連地名を残しています。
当日は、総社市・秦歴史遺産保存協議会の板野会長(会員)にもご参加いただき、パネルディスカッション等が行われ、その様子を詳しく紹介しています。
歴研サロンでは、「茅原基治船長 ロシア小児難民輸送大航海」と題し、元金光図書館館長・金光英子氏にご講演いただきました。
ロシア革命後の混乱の中、難民となった子どもたちを安全にヨーロッパへ送り届けた茅原基治氏(岡山県出身)の誇るべき功績が紹介され、改めて多くの称賛の声が寄せられました。
そのほか、
・「戦後80年 引揚者の実体験とその後の思い」 元岡山県職員 藤原静太郎氏
・「実現した市町村合併・消えた百万都市構想」 元岡山県合併推進室長 角田保彦氏
の講演内容を収録しています。
また、春の探訪会「秦氏ゆかりの地 播州・赤穂」について、事業委員長・古川 智氏より報告と、次回探訪会の案内をいただきました。
「もはや戦後ではない」から「もはや戦前である」とも聞いたことがあります。
20世紀前半を振り返る興味深い内容も取り上げています。
ぜひご覧ください。
