5/22 開業 東京スカイツリーに複製展示 、津山藩お抱え絵師・鍬形蕙斎の江戸一目図屏風解説本が出版された

今日、開業の東京スカイツリーに津山藩お抱え絵師・鍬形蕙斎の「江戸一目図屏風」の複製が展望台に展示される。本物を所蔵する津山郷土博物館は江戸一目図屏風解説本『江戸一目図を歩く』を出版した。一目図は江戸城を中心に上空からの眺めを描いた景観図である。昨日の山陽新聞の記事を紹介します。

2012.5.21山陽新聞(JPEG179KB)

2012.5.21山陽新聞(JPEG179KB)

 

4/30 平成24年度定期総会「記念講演&パネルディスカッション」を開催しました

  さる4/30 山陽新聞社さん太ホールにて平成24年度定期総会を開催し、新年度の事業計画、役員改選等が賛成多数で決まった。
引き続き記念講演「もう一つの平家物語~安徳天皇は生きていた」(講師能勢初枝氏)1時間行い、続いてパネルディスカッション「哲人山田方谷を語る」(コーディネーター;渡辺道夫氏 パネラー:田中里味氏 網本善光氏加古一朗氏)を2時間行った。参加者は約250名で会場一杯で大盛会であった。
平成24年度定期総会天野会長開会挨拶 PDF98KB
祝電  全国歴史研究会代表吉成 勇様 PDF68KB
祝電  野島透様 PDF22KB
総会資料 PDF854KB
記念講演レジメ 6ページ(PDF319KB)
パネルディスカッションレジメ(105KB)

記念講演 能勢初枝氏JPG84記念講演 能勢初枝氏JPG84

5/17 松野尾辰五郎著『日本国家の起源-五島列島に実在した高天原』第1回勉強会を開催

 

勉強会風景(JPEG 83KB)

勉強会風景(JPEG 83KB)

 5/17 (木)10時~12時 ゆうあいセンターにて松野尾辰五郎著『日本国家の起源-五島列島に実在した高天原』第1回勉強会を開催した。著書では五島列島の多くの地名や伝承が日本書紀や古事記の内容と合致することで”五島列島は実在した高天原”であると結論。五島列島には古事記に出てくる59神のうち五島列島だけに24神の神社があることなど謎とロマンに満ちた島である。12名の参加で会場は満員となった。会の名称については、次回に決めることで各自案を持ち寄ることになった。五島列島に行きたい方が何名かいた。この会の運営は野崎豊顧問、村山三枝子さん、本松一郎の三名で行う。
「日本国家の起源」を読んで 2011.23.12(PDF13KB)
五島列島地図(PDF401KB)

平成24年4月14日(土)11時より津山 田邊城桜まつり(田邊城430年祭)が開催されます 

 平成24年4月14日(土)11時より田邊城跡(津山市宮部下)で田邊城桜まつりが開催(雨天順延)されます。田邊城を守る会会長の田邊九吾様(当会会員)から以下の案内がありました。
 今年は田邊城落成430年祭に当たります。多くの将兵敵味方数千の霊魂の供養祭りを行います。尚、先着150名様に供養の験として蒜山おこわの弁当を差し上げます。又、甘酒など準備してお待ちしております。
※足の不自由な方は駐車場より車を手配いたします。
同城は嘉吉元年以来天正9年落城まで130年間岩屋城の属城として築城され、岩屋城と共に戦ってきた貴重な文化遺産です。標高232mの山頂に馬場、本丸、二の丸、井戸、土累などの跡があり、展望も素晴らしい山桜をお楽しみ下さい。

          田邊城を守る会 会長 田邊 九吾 携帯090-8710-5116
田邊城桜まつりのご案内(PDF225KB)
田邊城跡(地図あり)
津山市宮部下の地図

書「美作国の山城」に掲載されている中世の山城研究家、山形省吾氏(当会顧問)対談集

平成22年、岡山県下で国民文化祭が行われた。その際、津山市実行委員会は「美作国の山城」(462ページ)を発行した。その中に、美作地方の山城を研究されてきた山形省吾氏が前原茂雄氏(九州大学)に語った対談集(山形氏紹介文含め19ページ)が記載されている。興味深い内容なので津山市教育委員会及山形省吾様、前原茂雄様(九州大学)、森俊弘様(岡山地方史研究会)の承諾を得て掲載します。山形省吾氏は市井の人で、中世の山城を独学で調査、研究してこられた。その集大成が「美作国の山城」です。85歳の今日でも山城の調査を続けられておられ、昨年(平成23年)岡山県文化財保護協会賞を受賞されました。
昨年(平成23年)11月26日、当会で岩屋城探訪会に特別案内人として参加された時の写真を紹介しました。
山形省吾氏対談集と前原茂雄氏文章(PDF2,902KB)

 

和気清麻呂公の事蹟研究-平安京造営設計勉強会の立ち上げの提案が三宅宏様(当会会員)からありました!

 古代の地理方位は日の出観測線を利用した東方位であると、郷土史家の黒住秀雄さん、林信男さんが昭和40年代に提唱されていますがその後の進展がないように感じられましたので、東方位に立地している平安京について全国歴史研究会の雑誌「歴史研究」に投稿しました。
 今回勉強会の立ち上げの動機は「平安京の南北を分けた中心線は何を基準にしたか分かっていない(東西基準線不明)」の新聞記事でした。会員は9名を予定しております。よろしくお願いします。
                    〒710-0807 倉敷市西阿知町893-1
                            三宅 宏
                     TEL/FAX  086-466-3893
三宅宏様呼びかけ文(PDF89KB)

美作の中世山城連絡協議会主催 歴史講演会                         能勢初枝さん(当会運営委員)が講演

演題「もうひとつの平家物語~安徳天皇は生きていた~」

3月10日、津山市中央公民館での歴史講演会で能勢初枝さんが講演された。演題は「もうひとつの平家物語~安徳天皇は生きていた」。文化14年(1817年)江戸時代末期、大阪府最北の能勢町の民家の屋根裏から一通の古文書が見つかった。それは去る600年の昔、建保5年(1217年)藤原経房という人が、息子に当てた遺書だった。それによると、二位の尼(平時子)の命により、源平合戦の壇ノ浦から安徳天皇を守って逃げて来たこと。そして翌年、天皇はこの地で亡くなったことが書かれていた。能勢さんは『平家物語』と照らし合わせながら、その遺書を読み解かれた。そして昨年、「ある遺書―安徳天皇伝承」を再度、著わされ、その遺書を明らかにした。折からNHKの大河ドラマで『平清盛』が放映される中、約80名もの参加者は興味深く聞き入った。4月の岡山歴研の定期総会でも講演をしていただく予定です。ご期待ください。

能勢初枝さん(JPEG82KB)

 

3/24(土)3/25(日)北房 中津井「雛と文化まつり」が開催されます

 

   3月の最終土曜日と日曜日に開催される雛祭り。真庭市下中津井の「なかつい陣屋」を中心に、約50軒の民家に明治や大正時代の内裏雛が並びます。雛人形のほかにも、ちぎり絵、短歌、俳句といった文芸作品も併せて展示。今年は、3/24(土)、25(日)開催。輿入れ道中は、午後1時30分より両日開催されます。3/24(土)は山田方谷に扮したの輿入れ道中となります。岡山歴研会員の中山亘様が地元で歓迎してくれます。ご期待を
雛の文化まつり 備中中津井
  岡山歴研のロゴデザインや会報「歴研おかやま」の筆文字は書画・アートディレクター菅野大漸氏( 旧賀陽町上竹出身)にお願いしました。その彼の作品(山本敦所蔵)も展示されます。

醍醐櫻屏風絵(JPEG172KB)

 

里山悠遊「水」(JPEG166KB)

 

 

 

 

 

田中修實様(当会顧問、岡山中世研究会代表)が本を出版されました。

皆さんご存じの当会顧問で岡山中世研究会代表、就実短期大学教授の田中修實先生が本を出版されました。 
 『中世吉備の法観念史』(日本文教出版株式会社、2012.3)
 A5判 全326頁   定価 3,000円+税
 県内書店店頭に並ぶ予定です。

注文先
 日本文教出版株式会社
 〒700-0016 岡山市北区伊島町1丁目4-23
 TEL  086-252-3175     FAX 086-252-2350

中世吉備の法観念史(PDF641KB)

東京吉備文献研究会から「5/20 邪馬台国〈吉備派〉旗揚げシンポジュームを開催」案内

岡山歴史研究会皆様
拝啓 初めてお便りします。昨日、東京の歴研の事務局の方々、吉成主幹に出会い会合があつて出席した際、渡された封筒に「歴研おかやま2号」がありました。岡山の方々が会報を出している事をしりました。
私は20年近く、東京で吉備研究を続けておりますが、今度、東京の地で初めて「邪馬台国は吉備ではないのか」をテーマに小規模ですが全国発信しうるようなシンポジュームを開催する次第です。
岡山の会員の方々にお知らせ願えれば幸いです。
東京では近年「吉備国」に対する関心が多分、岡山の方が考える以上に高まってきています。ですから一層冷静に「吉備国とは何か」を客観的に考え発信していくつもりです。そのためには邪馬台国問題と吉備問題が重なっていく事を私共は発信していくつもりです。
岡山―東京の交流が深まる事を望む次第です。           敬具
東京吉備文献研究会代表 平山牧人

 

又、吉備の歴史と文化を学ぶ会(吉備歴文会)の近重博義様からコメントを頂き吉備歴文会のホームページを開きましたところ「邪馬台国吉備説」が掲載されておりました。併せてご紹介いたします。