岩田赳夫氏 エッセイ集『ピレネーがみえてきた』 紹介

会員の岩田赳夫氏が、エッセイ集『ピレネーがみえてきた』を丸善出版(定価1,200円+税)から出版され、それを読まれた山崎泰二氏(当会副会長)から紹介文が届きました。

かねこ(金子)姓一族を求めて  500年前作州に赴任した一族は健在か?

 今年の歴史研究会の全国大会は福島の白河で開催され、岡山から参加した12名は岡山観光用の揃いの法被(はっぴ)を着用して会場に臨んだ。暫らくすると初老の婦人が岡山=美作国との思いを込めて声を掛けてこられた。「われわれの先祖は鎌倉時代から金子姓の一族」で、発祥の地は埼玉県入間市に「かねこ姓発生地金竜山木連寺瑞泉院」に本拠を置いて活動しているが、金子の一族の一部が美作国に移った故事が、系図等で確認できる。もし先祖を関東に持つ金子一族が健在なら交流したいとのことである。
岡山歴史研究会のHPを見ている方で、心当たのある方は事務局まで情報をお寄せ下さい。
婦人から届いている家系などをお知らせします。この婦人の願いが届きますことを念じています。    担当 山崎泰二

山田方谷の足跡を辿る

山田方谷の足跡を辿る
幕末に高梁藩の財政改革を行い、幕府・新政府に影響を与えて山田方谷の足跡を辿って新見市大佐、真庭市、高梁市を岡山歴史研究会が探訪した。日本・世界の財政不況に指針を­与える理念がある。観光的にも楽しい15.5分のビデオにまとめた。

11/10 山陽郷土資料館(赤磐市)ふるさと歴史セミナー「中世赤磐の荘園」で田中修實先生の講演があります

11/10 山陽郷土資料館(赤磐市)ふるさと歴史セミナー「中世赤磐の荘園」で田中修實先生(当会顧問)が講演します。
赤磐市にあった赤坂郡の鳥取庄・軽部庄・仁堀保・周匝保をはじめ磐梨郡の可真郷など、中世という時代を紐解きながら、個々の荘園の実像にせまる。平安時代から室町時代の赤磐を語られます。
   日時 11/10(土)13:30~15:30
         場所 赤磐市中央図書館(赤磐市下市325-1)
   定員 50人(先着順)
   主催 赤磐市教育委員会、山陽郷土資料館
   受講料 無料
   申込先 赤磐市山陽郷土資料館 電話(086-955-0710)
        申込締切日 11/8(木)
   

11/10 「第2回おかやま文化フォーラム『見えてきた古代吉備の実像』が岡山県立大学講堂で開催されます

 11/10 「第2回おかやま文化フォーラム『見えてきた古代吉備の実像』がで開催されます。
来年の美作国建国1300年へ向けて、昨年から開催しているフォーラム
第2弾です。
日時 平成24年11月10日 13時~16時30分
場所 岡山県立大学講堂
基調講演
 「東アジアの中の古代日本と吉備」
  鈴木靖民氏(横浜市歴史博物館館長、國學院大学名誉教授)
パネルディスカッション 
コーディネーター
 神崎宣武氏(おかやま夢づくり顧問、民俗学者)
パネリスト
 鈴木靖民氏(横浜市歴史博物館館長、國學院大学名誉教授)
 平井典子氏(総社市教育委員会文化課課長補佐)
 岩崎充宏氏(山陽新聞社編集局文化部副部長)
入場料 無料
申込方法 はがきに郵便番号。住所、氏名(4名まで)、電話番号を記入し、〒700~8570 県環境文化部文化振興課「おかやま文化フォーラム」係 FAX(086-233-5720)でも可。
定員 650名
〆切 10/25 11月初旬に先着順に入場券発送
問い合わせ 県環境文化部文化振興課
主催 県、県郷土文化財団、おかやま県民文化祭実行委員会
共催 山陽新聞社

 

当会顧問の清水男氏から大津波に備え対策提言の冊子を頂きました

 当会顧問の清水男氏(清水宗治の実兄備後守宗知(月清入道)直系16代目、総社商工会議所会頭、総社市教育委員、総社ライオンズクラブ前会長)から大津波に備え対策提言の冊子『東海~日向灘4連動地震の津波対策と総社市域の災害の歴史』を頂きました。総社ライオンズクラブの清水男・前会長が中心になって文献を調査、執筆、冊子を千部を作成したものです。
 清水男氏は文部科学省の調査や県内外の古文書を分析し、江戸時代に東海、東南海、南海、日向灘4連動地震が発生し大津波が岡山県南部を襲った可能性を指摘。対策として ①地震発生から津波到着までの間、倉敷―総社市の道路を北向き一方通行にして総社市内の学校などに車を誘導 ②浮き輪代わりとなる空のペットボトルを常備等を提言している。希望者には贈呈して頂ける。問い合わせは同クラブ(0866-93-7200)清水男氏から冊子のPDFデータを頂きましたのでご紹介いたします。山陽新聞2012.8.16号(pdf94)

第1章 東海~日向灘4連動地震の津波対策 (pdf2354kb)

第2章 総社市の災害の歴史 (pdf1210kb)

第3章 防災を科学する(pdf4655kb)