歴研サロン 9月例会のご案内

「邪馬台国は岡山です」が今回のテーマです。

太伯地名に注目したのは、49年前です。50年と話してもよいと思います。
まったくの素人が太伯という地名に注目し、人様の前でお話しできるまでには、50年必要だったということです。
50年間の研究の要点を、1.5時間でお話しするのです。
お客様の古代史に関する関心、理解度が全て異なります。…
表紙にかわいい女の子の写真をお借りしています。
何故か、おわかりですか。
古代の入れ墨が邪馬台国の決定条件なのです。

邪馬台国論争は江戸時代から始まりました。
『魏志倭人伝』には、邪馬台国の場所は記録されていません。
しかし、一次史料である『日本書紀纂疏(さんそ)』、
『魏志倭国伝』、と国宝の『翰苑(かんえん)』 には太伯と
明記されています。
つまり、邪馬台国は岡山にありました。

配布資料は、A3サイズで15ページになりました。
資料の準備上、必ず参加申し込みをお願いします。

参加申し込みは、メールに返信願います。

 

9月例会案内 PDF(424KB)

山田方谷先生門下生姓名録&関係図書一覧

平成27年度定期総会(4/29)の後、講師 雪吉政子氏 記念講演「教育者三島中洲~山田方谷の門下生」の資料として参加者に配布した『山田方谷先生門下生姓名録&関係図書』を紹介します。この資料は 会員の中山亘氏(山田方谷研究家)が長年の調査で収録された非常に貴重な資料であります。中山亘氏の承諾の上ホームページに公開させて頂きました。

『岡山県歴史関連団体便覧』が完成しました

岡山県歴史関連団体一覧 pdf.270KB


調査報告書の刊行にあたって


岡山歴史研究会
                                                                                                                                       会長 天野勝昭

  この度、足かけ3年に及んだ岡山県下の歴史関連団体調査に、関係各位のご協力のもと結果報告書として当会設立5周年を迎える年に「岡山県歴史関連団体便覧」という形で、県下の全27市町村を網羅した冊子を刊行出来る運びとなりました。

調査にご協力いただいた各団体には大変お手数をおかけしたうえに、調査票記載内容の公表にもご理解、ご承諾をいただきましたことに感謝申し上げる次第です。

今回の調査は、当会の設立にあたって、県下の既存活動団体の連携で岡山からの情報発信をということからも、当会の名誉顧問柴田 一先生(就実大学元学長、名誉教授)のご示唆があったことが発端となりました。

設立間もない会でありながら、行政を含めてどこも手掛けたことのないような大それたことに着手したものの、調査票をはじめすべて手探りの状態で、準備にかなりの時間がかかり、その上残念なことに当会で可能な情報把握には限界がありましたが、把握できた団体だけでもご協力いただけたらということで調査を開始し、担当組織として「データベース委員会」を新たに設け、精力的に調査を進め、中間報告として1次調査分を「歴史関連団体一覧」として取りまとめ、引き続き調査を進めて漸く結果報告に漕ぎつけることが出来ました。

更に報告書作成にあたり、調査対象団体に厚かましくも募金をお願いしたところ、多くの団体からご理解いただき、加えて公益財団法人マルセンスポーツ・文化振興財団の助成事業に申請したところ助成対象にお認めいただき、予定しておりました1,200部を刊行することが出来ました。

関係者すべての皆様方に心から厚くお礼申しあげます。

平成275


岡山県歴史関連団体(第二次)調査 

岡山県下には既に数多くの歴史関連団体が精力的に活動され、実績を挙げておられます。しかし、岡山県下の歴史に関わる団体の情報、データをまとめたものはこれまでありませんでした。岡山歴史研究会は、多くの歴史研究(愛好)家団体等関係者の参加によって、平成22年10月に設立されました。設立当初、県内を網羅した歴史関連団体を調査し「岡山県歴史関連団体一覧」の必要性が各人、各界からの強い要請もあって、第一次調査(平成24年3月~平成25年8月)を実施しました。62団体がリストアップされ、引き続き第二次調査(平成25年9月~平成26年8月)を実施しました。
その結果一次調査分と合わせ、計141団体(添付)となり、県下27全市町村をほぼ網羅することができたと考えています。 尚、調査協力団体は153団体 公開141団体 非公開12団体です。平成26年度中(H27.3月まで)『岡山県歴史関連団体一覧』の編集作業を実施し、平成27年度(H27.4~H27.5)中に冊子の整除又は追加し印刷実施を予定。 この冊子『岡山県歴史関連団体一覧』を1,100冊作成し、調査協力団体、県下の公立図書館(98館)、県下27全自治体、全国歴史研究会等に配布したいと考えています。これにより歴史関連団体相互の情報交換・ネットワークの拡大、更には会員増員、又、団体や行政が開催する講演会、イベント等の案内・広報にも活用できるものと考えています。

この調査は、岡山県歴史関連団体調査でデータベース作成が目的で、岡山歴史研究会への加入ではありません(岡山歴史研究会は個人加入の団体)又、協議会等への加入でもありません。協力頂いた団体とはお互い対等な関係で、一切、団体の活動を制約するものでありません。

二宮金次郎像 スケッチ行脚

この度、会員の平井悦夫氏(福山市在住 63歳)から二宮金次郎像の学校(広島県、岡山県、香川県)訪問 行脚スケッチ100枚が届きましたのでご紹介(添付)します。
去る9月18日の山陽新聞朝刊に「金次郎像壊される 高梁玉川小 頭部と本持つ左手」記事と写真が掲載されていましたが、残念ながらこの学校には行脚スケッチに行っていませんでした。今後の活躍を期待します。

10/27 備後路(福山市)探訪会に行きました

10/27(日)雲一つない秋晴れのもと、42名で備後路(福山市)を探訪しました。備後国分寺跡を巡り、次に二子塚古墳(前方後円墳)では福山市教委の学芸員の案内で石室に入れて頂きました。幸いにも石室(大型横穴式)で出土した双龍冠頭柄頭は金銅製でしんいち歴史民俗博物館で見ることができました。
備後一宮吉備津神社(いっきゅうさん)では権禰宜の尾多賀氏に案内して頂き、尾多賀氏はしんいち民俗博物館の元学芸員で参加者は弁当を食べながら詳しい説明を聞くことができました。
広島県立歴史博物館では草戸千軒町遺跡の出土遺物が保存・展示されて往時の草戸千軒町の町並みが実物大のジオラマで一部再現され、楽しく見てまわることができました。最後は明王院では明王院を愛する会の会長三谷氏と住職の片山弘雄氏にじっくり(滞在80分)案内していただきました。
root 資料
参加者のM氏からエッセーが届きましたので紹介します。
俣野氏のエッセー

短冊・古筆研究家「森繁夫」について(御照会) 情報提供のお願い

三島神社 高市俊次様から岡山歴史研究会に以下のメールが届きました。
岡山県出身「森繁夫」について情報提供のお願いです。

標記、「森繁夫」氏について調べています。名家伝記資料集成(思文閣出版)
の編者です。岡山出身とのみ記されておりますが、これほど大部の資料を収集
された方ですのに、岡山県百科辞典等にも記載されていないとのことでした。

「森繁夫」氏の生没年・出身地が記載されているものは、
  ございませんでしょうか。御教示ください。
「森繁夫」氏について、お詳しい方がおられましたら、御教示ください。
森繁夫氏は、在野の研究家ですが、その情熱に感服する者です。貴県内
の、この史談会発行の雑誌に記されているということがわかれば、あらためて
御照会してみたいと存じます。
御多用のところ、恐縮に存じますが、よろしくお願い申し上げます。
〒791-2114
愛媛県伊予郡砥部町麻生30 三島神社 高市俊次
電話:089-956-3174
メールアドレス machan@purple.plala.or.jp
岡山歴史研究会の運営委員M氏から以下のメールが届きました。

森 繁夫については、大阪市立大学図書館所蔵森文庫目録 上・下」を確認されましたか。
岡山県内の調査は、趣味の世界の人ならわかるかもですね。
森 繁夫     明治15年~昭和25年
略歴

明治15年岡山県生まれ、素封家森十郎男。号:小竹園(ささぞの) 。昭和25年西宮市甲陽園にて没。早稲田専門学校(現早稲田大学)卒。摂陽汽船・大阪商船等海運業の要職に就く。
短冊の蒐集は斯界の第一人者として、また、国学者歌人の筆蹟伝記の研究者として名高い。歌は佐々木信綱の門人として「心の花」に属した。
労作”先賢伝記資料”と名付けた人物伝のカ-ド記入は、大正の末頃から始められたと思われる。昭和4年6000枚、同5年6000枚等欄外に印刷され、膨大かつ貴重なものであるが、後年中野荘次氏の目にとまり、「名家伝記資料集成」と題して出版された。
蒐集された書籍類は、一括して大阪市立大学に寄贈、「森文庫」としてしられ、その全容は「大阪市立大学図書館所蔵森文庫目録 上・下」 (011-2433) としてまとめられている。